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ー 競馬で勝ち続ける唯一の方法 ー

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 競馬の統計学 > コラム > 競馬で勝ち続ける唯一の方法
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【キンツェム】

Kincsem

【リボー】

Ribot

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■Method of the endless Victory

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 競馬に勝ち続ける唯一の方法があること
 を貴方はご存じですか?
 そんな方法ある訳ないだろ!
 どうせペテンの一種だろう!
 競馬は毎レース払戻率が70%から80%
 (+プレミアム)に調整されていて、
 必ず胴元が儲かるようになっている
 んだ!
 だから、賭ける側が儲かることは
 不可能だ!
 そのように考えますか。
 そのように考えても、考えなくて
 もそれはどちらでも良いことです。
 それが真実であろうとなかろうと、
 勝っているなら関係がないことです。
 ただ一つ言えることは、勝てる方法
 があるなら知りたい、と思う方は
 沢山いるのに、現実は勝てないで
 いる方が大勢いるという事実のみ
 です。
 ここで、「唯一の方法」と書いた
 のは、競馬に於けるどんな攻略法も
 この本質の上に成り立っており、
 この本質から逃れることができない
 からです。
 競馬に勝ち続ける唯一の方法は、
 「期待値がプラスの時だけ
  投資し続ける。」

 ということです。
 どうですか?がっかりしましたか?
 期待ハズレでしたか?
 それとも、当たり前のこと言うなよ!
 って思いましたか?
 それならもう既に実行しているよ、
 って思いましたか?
 まぁ何れにせよ、勝ち続けるにはこれ
 以外に方法はないということです。
 確率・統計の絡む全ての事象の王道です。
 ただ、この王道何故か人気がありません。
 このページを見てガッカリされた方も
 多いかと思います。
 「期待値がプラス」ってことは回数を
 重ねれば重ねた分だけお金が増えていく
 のですが、不思議ですよね…

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Cardano

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■実はみんなオカルト好き!?

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 日本では振り込め詐欺の被害が連日の様
 に騒がれ、その被害は止まる気配を見せ
 ていません。
 その手口はどんどん巧妙化し、新しい
 手口もどんどん明るみに出てきます。
 しかし、騙される人は本当に手口が巧妙
 だから騙されているのでしょうか?
 競馬の情報サイトってありますよね。
 競馬の予想を載せて、それを見るのに
 お金が掛かるあれです。
 大体は詐欺まがいのいかがわしいサイ
 トが乱立しているのですが、少数なが
 ら優良なサイトもあります。
 そんなに確実に儲かるなら、あなた達
 勝手に運用して儲ければ良いのに…
 って思いませんか?
 少なくとも、株式の投資ファンドなら
 そうしています。それで利益も出して
 います。
 何故競馬で同じようにしないのでしょ
 うか?
 そしてそんなサイトですが、明らかに
 詐欺臭いニオイがするのに何故潰れな
 いのだろうって不思議に思ったことは
 ありませんか?
 潰れないってことは、騙されている人
 が後を絶たないってことです。
 内容はほぼほぼオカルト染みているの
 に…
 実はオカルトの方がよく売れるんです。
 高くても買うんですよ。
 みんな興味があるんです。
 高いから余程良いものだろうと、勝手
 に思ってくれるのです。
 顧客は必ずしも正論を求めている訳で
 はないんですよね。
 それは、筆者の経験上痛い程身にしみ
 ています。
 例えば、確率論・統計学を用いて王道
 的に、この馬の勝率は50%です。
 単勝オッズは3.2倍ですので、期待値
 160ですので買いです、と言っても売
 れないんですよ。
 あまり見向きもされません。
 1万円が1万6000円にしかならないの
 かよ!って言われるのがオチです。
 それどころか、外れたらその結果の
 方を強く主張し、ほらやっぱり当た
 らないじゃないかと言います。
 たぶん、最初っから信じたくないん
 です。その人に取っては、それが競
 馬で勝つための方法ではないんです。
 人間って、やっぱり感情の生き物
 なんです。
 理性は眠ったままなんです。
 それよりは、
 「馬主によって仕組まれたレースが
  ある。」
 「大物馬主より勝負情報を手に入れ
  ました。」
 「年に数回しかコンタクトできない、
  凄腕トラックマンからの勝負情報」
 「厩舎関係者から大ヤリ情報を入手」
 「元調教師〇〇監修。」
 「美浦の重鎮〇〇だから入手できる
  情報。」
 訳の分からないのだと「闇調教」っ
 て言うのがありました。
 何だ!?って思ったら、馬主の大
 ヤリ意向で一般のマスコミにバレな
 いように、マスコミが来る前の朝方の
 超早い時間帯(深夜)に調教をするそう
 です…
 結局、こう書いた方が1レース1万円、
 2万円の高額情報料ですが、ポンポン
 売れるんです。
 不思議と、こういう情報が外れたら
 自分の情報はたまたま外れただけだ。
 競馬だからこういこともある。
 現に他の提供のあった情報は当たって
 いるじゃないかと、変なところは信じ
 る。
 そしてたまに当たるとほらね、やっぱ
 り使える、と。
 しかし、収支はマイナスと。
 競馬場のチューイングガムの売りの少
 年や、厩舎をクビになった少年、或い
 は、バーテンダー辺りの情報に数千
 ドルを費やして買う。
 今も昔もお国が変わっても変わらない
 ものですね。

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 ところで、かなり私事の話になるので
 すが、筆者はたまにパチンコ・パチス
 ロをやることがあります。
 今日はお客様感謝デーで今まで回収し
 た分利益還元しますよ、って言う満員
 御礼に近いようなイベントの日のみ、
 嗜む程度ですが。
 そういう日しか打たないので、
 当然プラス収支です。
 ちなみに、パチンコとパチスロの方が
 競馬よりずっと負けづらいです。
 物凄く時間を喰うのと、オッズが一律
 なので稼げない (MAX 20円か4円) と
 いう弱点はありますが、まぁたまに打
 つ分には。
 先日、1年に1度というその店にとって
 はビッグなイベントの日にパチスロを
 打ちに行ったのですが、そこに知り合
 いの人も行きました。
 その人は最初他の台を打っていてだい
 ぶお金を使ってしまったらしく、途中
 で私の隣の台に台移動してきました。
 その台は朝から沢山のメダルを放出し
 ていて、少しプレイすると直ぐに当た
 り、朝から隣で打っていた筆者は
 「勝ちやすい設定の台」だなと思って
 見ていました。
 3日分の出玉のグラフを見てみると、
 当日・前日・前々日共同じようなグラ
 フの波形を描き、大きくプラスに上振
 れいました。
 筆者には「勝ちやすい設定」のまま
 3日間据え置かれているように思われ
 ました。
 他の指標的なデータと合わせて考える
 と、「1番勝ちやすい設定の台」か
 「3番目に勝ちやすい設定の台」のど
 ちらかではないかと思われました。
 知り合いが隣に座って直ぐにその台を
 打とうとしたので、3日分の出玉のグ
 ラフを見せて、「たぶん3日間台の設
 定が据え置かれていると思うので、
 3日間分のプレイ回数と当たりの回数
 からその台が本当に打つ価値があるの
 かどうか計算して、確認してから
 打ち始めるのが良いですよ。」と促し
 ました。
 しかし、直ぐにプレイを始めました。
 暫くして、「このチャンス出目ってア
 ツい(当たる可能性高い)よな」って言
 われました。
 筆者はその台の機種についてのよく調
 べてことがないので、「分からないで
 すが、ネットで調べれば直ぐ出てくる
 と思いますよ。」って答えました。
 しかし、調べる気配はありません。
 隣の台は当たったり、ボーナスが終わ
 ったりを繰り返し、それに合わせて
 メダルも増えたり減ったりです。
 じわじわ微増です。その度に知り合い
 は一喜一憂しています。
 当たりを引く早さは、朝の傾向から大
 きな変化はないように思えます。
 メダルの増え方は、朝よりは鈍化して
 います。
 取り敢えず、朝からその台を見ていた
 ので、一喜一憂する知り合いに再び、
 「3日分のプレイ回数と当たりの回数か
 ら当たり確率を計算すれば、勝ちやす
 さの設定が判別できると思いますよ。」
 出玉グラフのメダルの増えたり減った
 りしたところのギザギザ部分を差して、
 「この波形が現れるのは良い設定の台
 であることが多いですよ。当たりが早
 いですし、メダルが減っていないとい
 うことですから。」
 と言っておきました。
 それから暫くして、知り合いはその台
 を打つのを止めました。
 何回も当たっているのに、ボーナスゲ
 ーム中に望んでいるようなメダルの出
 方をしてくれないようで、打っていて
 シンドイので止めるということらしい
 です。
 出玉のグラフから、プレイ回数に対し
 てメダルの増減率をざっくり計算する
 と、113.89%。
 「一番勝ちやすい設定の台」の期待値
 に近い値でした。
 「そうですか…」とだけ答えておきま
 した。
 この知り合いは何を根拠に台を打って
 いて、何を根拠に台を打つのを止めた
 のでしょうか?
 周りがみんなメダル箱を沢山積んでい
 たので、自分もその位出る筈だと思っ
 たのでしょうか?
 負けが込んでいたので、その負け分を
 回収するくらいメダルが出る筈だと思
 って打っていたのでしょうか?
 自分の知り合いが隣でボーナスゲーム
 をずっと続けているので、自分もその
 くらい続く筈だと思っていたのでしょ
 うか?
 兎に角、メダルが出れば何でも良かっ
 たのでしょうか?
 単純作業の繰り返しで感覚が麻痺して
 しまっているのでしょうか?
 興奮してパニック状態になっているの
 でしょうか?
 自分は強運だから負けないと思ってい
 るのでしょうか?
 自分は歴が長いので、そんなちまちま
 したことをしなくても、出る台が分か
 ると思っているのでしょうか?
 帰り道、「俺はイベントの日は相性が
 悪い。」「あの店とは相性が悪いので
 勝ったことがない。」
 「ホント、俺は人よりヒキが弱い」と
 言っていました。
 取り敢えず「データを取ってカウント
 してください…」と言っておきました。
 もう何度目のやり取りか分かりません…
 パチンコ・パチスロというのは統計と
 確率によって支配されており、内部シ
 ステムで乱数を回し、当たりハズレの
 抽選を行って、それを液晶画面の演出
 と連動させて表示させているだけの
 ゲームです。
 内部的に当たってるかどうかだけが
 重要で、基本的には演出は何でも良い
 とも言えます。
 製造メーカーは「勝ちやすい台かどう
 か」を判断する材料として、幾つもの
 指標を公表しております。
 とあるメーカーは、10億回の試行回数
 をこなしてその数値を出しているそう
 で、理論値ではありません。
 ほぼほぼ真数と言えるような実践値だ
 と言えます。
 メダルがどの位出たか、だけが「勝ち
 やすい台かどうか」を決める判断材料
 ではありません。幾つもある判断材料
 の内のたった一つに過ぎません。
 最終判断は様々な指標の結果を総合判
 断をして導かれるものです。
 そして、その後の行動が決まります。
 結果的にメダルを沢山出してしまって
 いる台は、勝ってしまう台ではありま
 すが、メダルの増減だけに注目してし
 まうと、訳の分からないことになりま
 す。
 メダルを出すために台に拝んでみたり…
 この日は少なくとも計3回は見ました
 かね…!?
 パチンコ・パチスロは確率・統計によ
 って支配されているゲームですので、
 確率・統計を使わない手はないです。
 期待値も簡単に計算できますので、期
 待値がプラスの台、プラスのタイミン
 グの台だけ打てば(・∀・)イイ!!
 だけです。
 当たりは人工的です。
 パチンコ台は「規定時間以上プレイを
 したら、幾つ以上玉を払い出さなけれ
 ばならない。」という規定の下、台が
 作られております。
 (確か、日本遊技関連事業協会か日本
 遊技機工業組合のどちらかの規定だっ
 たと思います。この規定の団体に属し
 ているメーカーが対象となります。
 筆者は1年位しか歴がないので、
 この辺の詳細には疎いんですが
 …)
 パチスロは「天井」というものがあり、
 あるゲーム数以内に当たることが約束
 されています。
 パチスロは色々なことが前もって確定
 していたりします。
 そういった意味では、どちらも確率的
 運命決定論とも言えそうですね。
 競馬の方がより自然に近いと言えそう
 です。
 ただ、競馬も本質的には変わりません。
 結果だけを見てしまうと、その後の
 結果は火を見るより明らかです。

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Boltzmann

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■100%当たる!?

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 ちなみに、「100%当たります」って情報
 ありますよね。
 競馬に於ける確実性ってどの位かって言う
 と、個人的な経験で言うと「十中八九」が
 良いところだと思います。
 私の成績からは、MAXに見積もっても勝率
 8割、複勝率9割ちょい位しかいきません。
 残りは競馬の持つ不確定性で、騎乗ミスも
 あるでしょうが、その日だけ馬が頑張らな
 いってこともあります。
 馬も感情の動物ですから、頑張れない時も
 あるのです。
 競馬新聞に時々「鉄板」ってありますよね。
 あれってどの位の的中率だが知っています
 か?
 新聞が言うところの一番の「鉄板」につい
 ての勝率について考えてみたいと思います。
 それは、主要競馬新聞社10社の本紙予想で
 全て◎がついた馬です。 単勝は1.X倍、
 複勝1.0~1.1倍の馬です。
 (勝率55.23%, 連対率74.63%, 複勝率82.09%
  計67回)
 新聞記者というのは、データ分析、各厩舎
 取材から始まって、全ての要素を考慮して
 本命に印を打ちます。
 実情ははっきりとは分かりませんが、環境
 としては手に入れられる情報量が競馬情報
 会社に劣るという状況にはありません。
 本紙予想は基本的にはその新聞で一番優秀
 な記者が行います。
 様々な方針の競馬新聞社がある中で、
 10社中10社◎というのは、新聞記者の総意
 とも言える結果です。
 それでも、まぁ複勝率で8割程度です。
 競馬の確実性とはこんなところです。
 ここから更に率を上げるには、パドックを
 見ることと返し馬を見ることが必須になり
 ます。
 ここでギリギリまで絞り込めば今度は勝率
 が8割、複勝率が9割ラインに乗ってきます。
 確率と統計ではこの辺が一杯ラインかもし
 れません。少なくとも、筆者の一杯ライン
 はこの辺です。
 「100%当たります」って言う謳い文句、
 よくよく考えてみると、イマイチなことに
 気付きます。信憑性は分かりませんが、
 的中率を100%にする意味がないからです。
「7割の成功率が予見できれば事業はやる
 べきだ。5割では低すぎる。9割では高す
 ぎる。」
 とは、孫正義氏の言葉ですが、筆者も
 そう思います。
 9割もいけば、オッズが下がり過ぎます。
 期待値がプラスなら投資しても良いです
 が、それで大きなリターンが得られるこ
 とはないでしょう。
 ただ、顧客は釣るには良いでしょう。
 不確実な中競馬をやっている方には、
 100%は魅惑の言葉に見えるのでしょう。
 投資額の増える早さは、単回期待値と
 期待値獲得頻度によっています。
 期待値は (オッズ)×(勝ち馬の勝率) で
 決まります。
 で、実際に買った馬券が的中していれば
 投資額が回収できているわけで、回収率
 はそこから計算できますね。
 最終的に試行回数を増やせば、回収率は
 期待値に収束する筈です。
 ここから、実際投資したお金がどのくら
 い増えたのか分かる訳ですが、この流れ
 の中で的中率って余り関係がないんです
 よね。
 最終的にお金が幾ら増えているのかに
 興味があるわけで、回収額と回収率が
 重要な訳です。
 投資判断には、オッズと勝ち馬の勝率が
 必要です。
 的中率っていうのは、回収率に付属とし
 てくっついてくる結果なので、幾つでも
 良いですよね。
 そこをセールスしても本当はナンセンス
 ナンですよね。
 一応、一般的には的中率が5割を越えて
 いれば、競馬で勝てると言われている
 らしいですよ。
 とある、競馬情報サイトからの抜粋です。
 皆さん「ラプラスの魔」の話をご存知で
 しょうか?
 全知全能の悪魔は全ての状態を知ること
 ができる。その下では、運命は全てが
 決定論だ。って話です。
 一応、原文も載せておきましょうか…
 もしもある瞬間における全ての物質の力学
 的状態と力を知ることができ、かつもしも
 それらのデータを解析できるだけの能力の
 知性が存在するとすれば、この知性にとっ
 ては、不確実なことは何もなくなり、その
 目には未来も(過去同様に)全て見えてい
 るであろう。
 — 『確率の解析的理論』1812年

 この話で着目すべきは、全知全能は
 「神か悪魔か」ってところです。
 ラプラスは全知全能を「悪魔」と表現し
 ました。全知全能なら悪魔ではなく、
 神様じゃないでしょうか…???
 全知全能の神と言いますしね。ZEUS.
 競馬のことを考えましょう。仮に100%当
 たるということが分かっている、運命は
 決定論だ、としましょう。
 貴方はどうしますか?
 筆者ならそれに全ての財産を注ぎ込みま
 す。結果は当然ながら、この通りに常に
 推移していきます。
 じゃあ、99%ならどうでしょうか?
 90%ならどうでしょうか?
 80%なら?70%なら?
 …10%なら?1%なら?
 貴方はどうしますか?
 筆者なら、それぞれの確率に応じて、
 考え方を変えます。投資行動も当然変わ
 ってきます。
 例えば、50%のことを考えると、ハズレ
 ることが続く可能性があるから、資金を
 分散投資し、徐々に増やしていく方針を
 取ります、って言う具合にです。
 確率に応じて、1回あたりの投資額を変
 え、当たりに対する考え方も変えてい
 きます。
 3割バッターが20打席連続で凡退してお
 ります。その時、貴方ならどう考える
 でしょうか?
 人間だしそういうこともあるかな、って
 思うかもしれません。調子を落としてい
 るだけだろうな、軈てまた良くなるだろ
 う、って思うかもしれません。
 結局、終わってみればそのバッターは年
 間通して、やっぱり3割打っているとい
 う結果が出てくる訳です。
 しかし、これが9割バッターならどうで
 しょうか?
 おいおい、嘘だろ、そんなことある訳が
 ない、って思いますよね。
 そもそもこのバッター9割バッターなん
 かじゃないんじゃないか、と疑い始めま
 す。発生確率が低く過ぎますからね。
 これが競馬に置き換わったらどうですか?
 筆者なら、2回まではまぁあり得るかも
 しれないと考えます。
 3回目のハズレは想定しません。
 2回目までの投資でだいぶ資産を失って
 います。3回目でプラスにするつもりで
 います。
 しかし、結果は3連続ハズレ。
 発生確率は0.1%。
 顔面真っ青でパニック状態ですね。
 ほぼ、疑心暗鬼状態です。
 20回なんて持ちません。
 5回目でダウンです。諦めます。
 3割バッターって、7割は失敗している
 んですよね。
 失敗確率の方が成功確率より2倍以上も
 高い訳です。失敗して当然なんです。
 20回失敗が続こうが、そんなことがあ
 っても不思議ではないんです。調子が
 悪かったり、どこか怪我をしていたり、
 何かメンタル的に問題を抱えていたり
 すればあり得ることだし、そんな風に
 も考えますよね。
 でも好調時にはまたバンバン打ち出し、
 年間を通せばやっぱりチームの頼れる
 リーディングオフマンであります。
 この7割って数字、何だと思いますか。
 90%の残り10%でも良いですし、99%の
 残り1%でも良いですが、この数字って
 何でしょうかね?
 実はこの残りの数字が、貴方に与えら
 れた「ゆとり」の大きさ
 だったんです。
 99%なら失敗できるのは1%なんです。
 90%なら失敗できるのは10%なんです。
 とは言え、確率が高いってことはやっ
 ぱりほぼ成功しているんです。
 でも、99%なら失敗はほぼ許されません。
 決めなければいけません。
 どんどん数値が下がってきて、成功確
 率1%ならどうでしょうか?
 筆者なら、ほぼハズレることを想定し
 て考えます。
 100回ハズレ続けてもそうだと思いま
 すし、500回とか連続でハズしてもそ
 ういうこともあると思います。
 個人的な感覚では、1000回もやれば、
 まぁどこかで当たるだろう位の構え
 でいきます。1000回連続で
 ハズレる確率は約0.004%です。
 かと言って、1000回目を外したとし
 ても、まぁそろそろどこかで当たる
 だろうくらいに思います。
 そもそも、最初からそれほど期待して
 いません。
 この違いが「ゆとり」の差なのです。
 成功確率1%なら、筆者なら最悪当た
 らない可能性も考慮して、行動を
 起こします。
 途中でその投資に見切りをつける事
 も考えます。
 それが確率がどんどん上がってきて
 99%になる。99%は失敗を許しません
 し、許せません。
 仮に、貴方の今後の人生を左右する
 ことを目の前にいる男が握っている
 としましょう。
 彼があることを成功させれば、貴方
 には
 今後バラ色の人生が約束されています。
 そして、幸いな事にその成功確率がな
 んと99%!前の人も、前の前の人も当
 然のように成功です。そして、大きな
 ガッツポーズをしております。
 失敗している人なんか、周りにいる
 のか?というような状況です。
 しかし、失敗したら待っているのは
 地獄…
 男の出した結果は…1%。
 貴方は信じられない思いで呆然とし
 ています。脚はガクガク震えていま
 す。腰が抜けて動けません。
 棒立ちです。
 心の底からふと「仕組まれた…」の
 声が…貴方は急に許せない気持ちで
 一杯になりました。…
 さて、そう考えていった場合の究極形
 です。100%ってどうでしょうか?
 全てそれ以外起こりません。
 ゆとりも0です。
 100%だけは別ですか?
 それともやっぱり延長ですか?
 ゆとりが全くない人ってどうですか?
 仏様のような振る舞いをしていまし
 たっけ?
 ゆとりの全くない事象ってどうでし
 たっけ?
 アメイジングでしたっけ?
 エキサイティングでしたっけ?
 「最高ですか~!?」
 筆者には、100%にはどこか嘘や偽り
 があると感じています。
 最近は人との会話の中で良く「絶対
 に、必ず、100%」って言葉をよく耳
 にします。
 ビジネスなんかでも口癖の様に言う人
 がいます。子どもも良くこの言葉を使い
 ます。
 人間どんどん薄くなってしまうもの
 ですね…
 同じことを「期待」という形であなた
 はしていないでしょうか?
 この馬が負ける訳がない、騎手が悪い
 等と思っていないでしょうか?
 これは競馬の話ですが、日常生活でも
 子どもに部下に妻に対してこの様に
 接していないでしょうか?
 デキて当たり前だ…
 怒っていないでしょうか?
 やっぱり、筆者も全知全能は悪魔だと
 思います。100%を求めることは構いま
 せんが、その過程は悪魔に魂を売るこ
 とだと心得ておいた方が良いでしょう。
 筆者は常に十中八九で充分満足です。
 「神はサイコロを振らない」かもしれま
 せんが、しかし、神はサイコロを1面に
 はしませんでした。世の中に揺らぎが
 あるから、「ゆとり」が生まれます。


Laplace

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■ギャンブルって儲かりませんよね!?

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 確率論は元々はギャンブルに勝つための
 攻略法として、カルダーノが研究を始め
 たことに端を発します。
 16世紀の出来事で、最初に扱われたのは、
 サイコロを使ったギャンブルだったよう
 ですが、その後もギャンブルと共に発展
 を遂げていきます。
 そんな流れもあってか、確率論はギャン
 ブルと相性が良いです。というか、お金
 を使ってお金を作るような事象とは頗る
 相性が良いです。
 そして、暫くし17世紀になると社会的要
 請から統計学が発展し始めます。
 多量のデータの中から規則性を見出す
 解析学です。後に確率論と統計学の関連
 性が見出され、確率論は統計学の言語と
 して扱われるようになりました。
 幸か不幸か、我々の住む宇宙に於いて
 確率論と統計学が絡まない事象はないで
 す。と言うか、統計学というのがそうい
 う学問である、というべきかもしれませ
 ん…
 我々の住む世界を統べる根本的な法則の
 内、不確定性論相対論
 という2つの道があります。
 (奇しくも二人共、原爆開発に一役買う
 人物となりましたが…)
 競馬もこの2つを知っていれば十分であり
 ます。
 全てのものは確率的に揺らいでおり、
 全てのものは相対的である、
 という道です。

space
Heisenberg
space

 ギャンブルは胴元の控除率があるので必
 ず胴元が儲かって、やっている側は儲か
 らないと言う人がいます。
 胴元が儲かるというのはほぼ賛同できま
 す。しかしこの考え方、何かが欠けてい
 る気がします。
 儲かるかどうかは、期待値が決めること
 です。
 期待値がプラスなら儲かり、期待値がマ
 イナスなら儲かりません。
 これを差し置いて儲からないというのは、
 実情を良く見ていませんし、道とは掛け
 離れたところにいる気がします。
 この考え方、実に危険です。
 貴方がお金持ちになれるかどうかは何が
 決めているのでしょうか?
 貴方の実力でしょうか?
 やる気でしょうか?
 運でしょうか?

 貴方がお金持ちになれるかどうかは、
 お客様が決めることです。
 貴方が決めることではない、ということ
 です。貴方に実力があり、やる気があり、
 運があったとしても(成功の三要素
 と呼ばれています)、お客様が「No」と
 言えば、結果は見えています。
 上記の考え方は、これと同じミスを犯
 しております。

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 全ての事象は揺らいでいます。
 例えば還元率80.00%というのは、売上
 から20.00%控除しているだけであって、
 そこと全てのオッズが控除率を考慮し
 た適性オッズで推移しているかどう
 かには関係はありません。
 確率は常に偏ります。
 偏りがあるから、始めて投資が成り立
 つようになります。
 オッズは常に適性に動いているわけで
 はありませんし、勝ち馬の勝率も常に
 一定ではありません。
 しかし、ハナから儲からないと考える
 人はこの偏りを理解しておりません。
 全てが一律、一定であると考えてしま
 っています。
 競馬であれば、例えば、ある条件が揃
 うと複勝の下限4.0 - 9.9 倍の馬は回
 収率が100%を超えてきます。
 新潟ダ1200mでは先行馬大々有利の条
 件ですが、ある条件が揃うと単勝回収
 率が100%を超えてしまいます。
 中山1200m大得意の先生はある条件が
 揃うと、単複回収率が100%を超えて
 しまいます。
 びっくりじゃないですか!
 あの先生でまさか勝負できる条件が
 あるって!
 秋の中山開催も大暴れでしたよね!
 儲からないと言っている方は、短絡的
 にビジネスなら儲かって、ギャンブル
 は儲からないと思っているのでしょう
 か?
 株なら儲かって、競馬は儲からないと
 思っているのでしょうか?
 ブラックジャックなら儲かって、ルー
 レットは儲からないと思っているので
 しょうか?
 ビジネスも株も期待値がマイナスなら
 儲かりません。
 ブラックジャックは確率的確定論なの
 で儲かってしまいますが…
 ルーレットで大儲けをした有名な投資
 家がいます。
 彼の名はエドワード・ソープ
 米の有名な投資家です。
 彼は手製のコンピュータを持ち込み、
 ルーレット玉の初期速度と初期位置か
 らどのエリアに入るか計算によって導
 き、大儲けに成功します。
 それがバレて、後にカジノ店を出禁に
 なります。胴元が負けた反例ですね。
 彼は、ブラックジャックの必勝法
 を見つけ出したことでも有名です。
 どんなことでも、期待値をプラスにで
 きる方法を見つけることができるなら
 ば、それが攻略法であり、それは投資
 対象になります。
 ギャンブルだから負けるなんてことは、
 科学は証明していません。
 科学的に言えることは、期待値がマイ
 ナスなら負けると言う予測だけです。
 確率的揺らぎがあるなら、何事にも
 「攻略法」はあるものです。
 何事も諦めずに、匙を投げずに正しい
 方法で探し続ける姿勢が大切だと思い
 ます。

space
Einstein

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■競馬はお金の使い方のゲーム

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 多くの人は競馬の予想の方ばかりに注力
 しがちです。
 しかし、筆者はそれよりはどちらかと言
 うと、競馬はお金の使い方のゲームであ
 る
、と捉えています。そちらの方が、負
 ける可能性がずっと下がるのではないか、
 と考えています。
 確かに的中率は高いに越したことはない
 ですが…
 昔、金丸銀二という方の考えた、金丸法
 というのが流行りました。レースを3レ
 ース1セットとして、資金配分を1:3:9で
 行います。狙う馬券は複勝。
 当たった時点でまた次の3レース1セット
 の1レース目からスタートします。
 平均配当率が1.5倍を超えるとプラス確
 定です。
 単なるマルチンゲール法ですね。
 金丸法は複勝を対象としましたが、単勝
 でも馬連でも、何でも応用は可能です。
 3レースじゃなくても、4レースでも5レー
 スでも。
 マルチンゲール法には以下の特徴があり
 ます。
 1. 初期投資額に対して資金が潤沢にある
   という条件の下、ベット額を自分で調
   整できる投資対象であるならば、(期
   待値がマイナスであっても) 負ける可
   能性が低い投資方法です。
   初期投資額に対して資金がほぼ無限大
   にある場合、ほぼほぼ負ける可能性は
   0になります。
 2. 投資対象の払戻予定オッズが高ければ
   高いほど、外し続けた時に失う掛け額
   累計加算が少なくて済みます。
 マルチンゲール法は自己資金が破産しな
 い限り必ず勝ちます。正に必勝法です。
 ただ、初期投資額に対してどんなに資金
 を持っていようが、投資した対象事象が
 全く発生しない可能性を0にできないなら
 ば、破産する可能性も0にすることはでき
 ません。
 仮にオッズ2.0倍の複勝を買い続けること
 とオッズ13.0倍の馬単を買い続けること
 考えます。
 初期投資額を100円にしましょう。
 初期投資額を回収するために試行を積み
 重ねます。

試行回数 2.0倍
投資額 (円)
2.0倍
累計投資額 (円)
13.0倍
投資額 (円)
13.0倍
累計投資額 (円)
1回目 100 - 100 -
2回目 200 100 100 100
3回目 400 300 100 200
4回目 800 700 100 300
5回目 1,600 1,500 100 400
6回目 3,200 3,100 100 500
7回目 6,400 6,300 100 600
8回目 12,800 12,700 100 700
9回目 25,600 25,500 100 800
10回目 51,200 51,100 100 900
11回目 102,400 102,300 100 1,000
39回目 - - 1,200 14,800
60回目 - - 6,400 82,200

 こんな感じですね。
 複勝2.0倍の馬の複勝率は調べてことが
 ないので良く分かりませんが、参考デ
 ータとして、手元にある先生(柴田善臣騎手)
 が2.X倍のオッズの馬騎乗時の複勝率38.79%
 を使うことにしましょう。
 ちなみに、先生は並み居る一流ジョッ
 キーを差し置いて2.X倍の馬に乗せた時
 の複勝率最優秀騎手です!
 なめたらアカンのです!
 決して、中途半端なんかじゃありません!
 先生が2.X倍の馬で7回外し続ける確率
 は3.22%です。95%の統計的有意ライン
 を越えるのは8回目です。
 8回目の試行を行うまでの間に当たって
 いる確率は、96.78%です。
 
 ただ、個人的には99%が最終防衛ライン
 だと考えています。
 ア・バオア・クーの闘いです。
 「強羅だけはやらせはせん、やらせは
  せんぞ!」
 それが、10回外し続ける確率0.74%。
 99.26%の確率で先生は11回以内の何処か
 しらで3着以内に絡んでいるはずです。
 若し、このラインが破られた時の末路は、
 「ヨシトミ〇〇~!金返せ~!」
 by ヨシトミ〇〇〇〇隊

 対する比較条件として上げた馬単13.0倍の
 馬券ですが、これは手持ちのデータでオッズ
 10.0倍越えで期待値が100を越えているもの
 を抜粋してきました。
 レースごとに、確率的に勝ち馬に最も近い
 馬から順に評価をしているのですが、この
 馬単の買い方は、1番手評価馬 → 3番手評
 価馬 の片面買いで期待値100.63、的中率
 7.58%、平均配当1327.34 円 です。
 これだと、95%ラインが38回外しで
 (39回以内に当たる確率95.00%)、
 99%ラインが59回外しで
 (60回以内に当たる確率99.05%)。
 これは単純なマルチンゲール法ですが、
 買い方等色々と発展させることができま
 すので、上手く使えば良い結果をもたら
 してくれます。
 マルチンゲール法のコツは、的中率をで
 きる限り上げ、ブレを極力まで抑えるこ
 とにあります。
 そうすれば、ほぼほぼ成功します。
 米の馬券王ジョージ・E・スミス (ケンタ
 ッキーダービー馬 ジョージスミスは彼の
 名から取ったもの) は、「いかに儲ける
 か、掛け金に強弱をつける術を学べ。」

 と言っております。
 馬券の的中率を上げることは重要なこと
 ですが、お金の使い方を学ぶことをかな
 り重要なことと心得ておいた方が良いか
 と思います。

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■実際にどうやって勝ち続けるの?

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 競馬で勝ち続ける為には、期待値の見積
 が必須になります。
 というかこの期待値の見積、事業計画を
 立てる際には必要ですよね。
 成功確率とリターンが分からずに何かに
 事業投資するなんて事は、ほぼあり得ま
 せん。
 市場調査は何の為に行うんでしょうか?
 新規ビジネスの勝率と収益を見積たいか
 らです。
 これが見積れないと、永遠に不確かな
 投資を続けることになります。
 期待値の見積には、勝ち馬の勝率とオッ
 ズが必要になります。
 オッズは毎レース、勝手に投票者の総意で
 決まっていくものですので、確認するだ
 けです。
 勝ち馬の勝率の見積ですが、これは過去
 のデータ解析から見積るしかありません。
 幸いなことに、競馬の過去のデータは、
 解析するのに充分な試行回数があり、
 データも手軽に手に入れることができま
 す。
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 勝ち馬とは馬券の対象となる馬のことを
 指します。単勝なら1着馬、複勝なら3着
 以内馬、
 馬連なら2着以内馬っていう具合です。
 これの勝率を過去のデータから計算しま
 す。
 基本的には各馬の勝率、連対率、複勝率
 を見積作業です。
 見積方は色々ありますが、王道的にいく
 なら、各馬の能力を数値化し、レースご
 とに各馬の組み合わせが変わってきます
 ので、そのレース毎に各馬の勝率を計算
 し直す方法です。
 ある馬の過去のレース内容からノイズを
 削ぎ落としていき、その馬の能力を数値
 化します。
 ノイズとは有利不利のことです。
 有利不利を取り除いて、何もない状態で
 走らせたらどの位の実力があるのかを知
 りたいわけです。
 有利不利には例えば、レース時の距離ロ
 ス、タイムロス、枠順、展開、騎手、
 乗替、斤量、休み明け等です。
 馬の個性も考慮します。天候、馬体重、
 距離、コース、輸送等。
 この辺を削ぎ落とせば、その馬の能力値
 が出ます。
 過去のレース数が多ければ多い馬ほど、
 その値の信頼度は増してきます。
 実際、的中率も上がっています。
 新馬は調教内容しかないので、この方法
 だと回収率が著しく下がりますので、
 調教タイムと厩舎の調教過程、厩舎コメ
 ント、騎手等から勝率を算出しています。
 2歳未勝利戦も使いづらいです。
 障害未勝利戦は使えます。
 各馬の能力値が出たら、その値を元に、
 各レースごとに各馬の有不不利を計算し
 直し、能力値を補正します。それが、
 そのレースにおける各馬の能力値になり
 ます。
 後は、その能力値の差を元に各馬のその
 レースにおける相対的勝率が計算されま
 す。同時に、控除率を考慮した適性オッ
 ズも出ます。
 後は、実際オッズの推移と連動させて、
 期待値を出すだけです。
 期待値120越えから投資対象にしていま
 すが、出現頻度の低いものはブレが大き
 いと見て、期待値が低ければ切ります。
 出現頻度の許容範囲は、1ヵ月に1回以上
 は起こっている事象かどうかを判断材料
 にします。後は、期待値の高さと相談し
 ながら決めます。
 手計算は無理なので、システムを組んで
 自動計算させています。手動で入力せざ
 るを得ないところもありますが、それは
 しょうがないですね。
 これにかなり時間を取られるのが課題
 ですが…
 ここまでが前準備ですね。
 後は、パドックを見て、ダメな馬を選定
 します。
 去年までは返し馬も見ていたのですが、
 最近は現地競馬の時にしか使わないです。
 パドックから勝ち馬を見つけるのは難し
 いものですが、走らない馬を的中させる
 のは簡単です。
 ダメな馬は100円たりとも買いません。
 長期的にはそっちの方が収支が上がり
 ます。
 期待値があるので買っても良いですが、
 買いたくない馬まで買って的中させても、
 残るのは不快感と違和感だけですからね。
 物事は予測通り進めて行くのが重要です。
 予想より上ブレしても下ブレしても、
 最終的に導かれるものは敗北です。
 その予想、どこか間違っていますから。
 機械的にやる時にはこんな感じです。
 各馬の勝率を相対的に求めなければいけ
 ないのですが、この計算はプログラムを
 組まないと先ず計算できません。
 このシステムは各馬の勝率を計算する為に
 作ったのですが、他にも良いところがあ
 って、各馬の能力差に着目しているので
 そのレースの荒れる確率も事前に分かり
 ます。
 人気馬の実力がなく、人気下位の馬との
 能力差が少ししかない場合もあります。
 能力差のないレースは荒れます。何故か
 人気馬が総崩れすることが多いです。
 後、一強レースは一強でないことが多い
 です。人気はあるけど、2番手評価の馬
 のポイントをそれほど巻いてきません。
 特に未勝利戦。
 それでいて単勝1.X倍とかですので、
 期待値50の馬とかがザラにいます。
 逆に、2番手評価馬 → 1番手評価馬 の
 馬単は基本的に期待値100オーバーです。
 このシステム、何時かホームページの
 枠組みがしっかりできてきたら、載せ
 るかもしれません。載せないかもしれ
 ません。
 競馬情報サイトの情報を利用している
 人も多いのかもしれませんが、あの
 感じの情報で良いのなら高い情報料
 を払って買わなくても、その厩舎の
 過去の傾向を良く調べれば、どこが
 勝負でどこが勝負じゃないかが分かり
 ます。
 厩舎の調教過程、臨戦過程、騎手の乗
 り替り、厩舎コメント、厩舎方針等を
 理解していれば勝負か叩きかは分かり
 ます。
 それにもっと有利な点もあって、過去
 の傾向からその馬の勝率を導き出すこ
 とができます。
 即ち、期待値が計算できます。
 競馬情報サイトは期待値を見積りませ
 ん。各馬の勝率も見積りません。
 そうなってくると、回収率でも良いで
 すが、何か情報がないと使用するかど
 うかの判断もできません。
 そのサイト全体の的中率はどうなのか、
 年間回収率はどうなのか、Aランク指
 定のレースの回収率は、的中率は、
 等です。
 期待値を見積もらないのならば、馬券
 を買うことも高い情報料を買うことも
 投資にはなりえません。
 事業で考えた時に、ここに予算を落と
 せる訳がありません。
 会議に掛けることすらデキないでしょ
 う…
 彼らにとっては、所詮ギャンブルの延
 長線上としての競馬なのでしょうか?
 儲かっているなら、回収率を出して欲
 しいものです。若しくは、勝馬の勝率
 で良いと思うのですが…
 情報サイトを有料で使ったことがない
 ので良く分かりませんが、詐欺じゃな
 くて優良っぽい情報サイト(内部的な
 実情は分かりませんが)、
 筆者は2サイトくらい知っていますが、
 全体の的中率は20~30%くらいの感じ
 だと思います。
 的中率50%とかは全然いかないです。
 その情報サイトの年に何回しか出ない、
 勝負レース情報とかになると、もっと
 高い的中率を誇っているのかもしれま
 せんが、使ったことがないので良く分
 かりません…
 ただ、勝負って言っておいて、その後
 の的中情報が出てこないこともありま
 す。
 買い点数は結構多いです。
 バラつきはありますが、馬単で14点位、
 三連複で20点位、三連単で36点位の感
 じです。それでいて、当たったのは馬
 単だけです。三連複だけですってこと
 はザラにあります。
 的中情報自体は、偽っていないっぽい
 ですが、1レース当たりに買う点数が
 多いのが難点です。
 そのサイトを使って競馬で勝てるのか
 どうか、って話になりますと微妙な線
 になります。
 1レース当たりの情報料 2,000円~
 30,000円位を払いつつ、ハズレにも耐
 えつつ買う訳ですが、的中の感じから
 は、トントンのラインくらいなのでし
 ょうか…
 ちゃんと統計を取っていないので、
 しっかりとしたことは言えませんが…
 資金配分のメリハリを上手く使えば、
 年間収支はプラスで終われると思いま
 す。
 ただ、普通に毎週情報を買いつつ投資
 し続けるというスタイルだと、いって
 も150%回収くらいが一杯じゃないかと
 思います。
 120%とかが現実ラインでしょう。
 それなら、高い情報料にお金を払うよ
 り、その分のお金も含めて自分で過去
 の傾向を調べて、期待値を見積もって、
 投資をしていく方が良いのではないで
 しょうか?
 それにパドックでの馬の取捨選択も含
 めれば、情報サイトよりグッと的中率
 も上がります。
 競馬新聞も情報サイトも競馬の最重要
 要のパドックで馬の状態を確認できな
 い、という不利さを抱えています。
 過去の傾向から勝率を見積るのも、
 厩舎情報から勝率を見積るのも限度が
 あります。
 その限度の勝率を唯一左右できる
 強羅ラインはパドックと返し馬です。
 期待値を上げ、無駄なお金を使う可能
 性を減らすことのできる可能性に満ち
 溢れた勝負所です。

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Fermat
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■最後に

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 今まで確率と統計のことについて色々と
 触れてきました。どうでしょうか?
 確率と統計学が有用である様に思えてき
 たでしょうか?
 期待値が重要だと思えてきたでしょうか?
 筆者はどうかというと、そんなことどう
 でも良いんです。期待値がどうとか、
 確率・統計がどうとか、どうでも良いん
 です。
 筆者を確率・統計莫迦だと思いますか?
 逆です。使えるから使っているだけです。
 それともっと重要な事は、人に上手く伝
 えるための言葉がないんです。
 アフリカの人に物を説明しようとする時、
 欧州でも良いです、どうやって物を上手
 く説明するのでしょうか。
 言語の違いは本質的な問題ではありませ
 んが、筆者と同じ経験をし、同じように
 物事を考える訳ではないので、抽象的な
 言葉は役に立ちません。
 何か共通の言語が必要になるんです。
 そういう時は数値の知識に頼るのが一番
 なんです。
 「ちょっと」、「まあまあ」、「かなり」
 何て言葉じゃ曖昧過ぎて意思疎通できな
 いのです。
 確率と統計って物凄く重要な結果をもた
 らしてくれるようで、何も言ってないん
 です。
 ミクロがどうなっているのか、何も言っ
 ていないんです。ただ、出てきたマクロ
 の結果の通りに従うと勝ってしまうんで
 す。
 でも何でそうなっているのか、良く分か
 らないんです。
 人気馬は何故凡走をしたのか?
 人気薄が何故激走したのか?

 良く分からないんです。
 日本の数学者で確率・統計論の第一人者
 の先生が
 「確率と統計学っていい加減なんです。」
 という話をしていました。
 そういうのを併せ持った学問なんです。
【私の競馬人生を変えた一冊!あなたの競馬人生を変える一冊!!】


 筆者は平で競馬をするのが好きです。
 競馬場の入り口でレープロをもらって、
 パドックで流れてくる馬を眺める。
 レープロがなければ、手ぶらです。
 手軽で実に良いですね。
 馬の匂いを感じ、馬の気配を感じ、歩く
 リズムを聞く。全体を眺めて、馬の強弱
 が分かり、人を見て厩舎と勝負気配が見
 えてくる。馬が厩舎でどの様に扱われ、
 信頼関係はどうか、騎手の言うことは聞
 きそうか、馬は幸せに扱われているのか、
 各馬各馬を見ていき、馬のデキと調子、
 精神状態が分かってくる。
 馬体重とオッズと騎手を確認して、
 レープロに×印を打っていく。
 後は流れ続ける馬をぼんやり見ている
 だけ。
 馬と目が合い始め、馬もこちらに興味を
 示し出す。馬の状態がどんどん分かって
 くる。
 目が血走って威嚇している馬、走りたく
 てウズウズしている馬、気の良さそうに
 ゆったり歩いている馬、眠そうな馬、
 疲れている馬、何も感じていない馬…
 調教師が出てくる。
 調教師の気合が分かる。
 明らかに何時もと違う動作だ。表情だ。
 馬に期待を込めて、叩く者もいる。
 普段見たことのない行為だ。
 栗東からわざわざこっちに来たか…
 こんなに暑いのに、上着を羽織って
 正装か…他の調教師は半袖なのに…
 なるほど、そういうことか…
 騎手が乗って更に状態が分かってくる。
 緊張している馬、力がない馬、力強い馬、
 従順な馬、気の良い馬、変わらない馬。
 馬場に出る。
 馬場を吹き抜ける風を感じる。草の匂い
 がする。旗の振れ具合から風速と風向き
 が見えてくる。
 脚質の有利不利が分かってくる。
 芝の荒れ具合、乾き具合が分かる。
 天候による有利不利が見えてくる。
 馬が馬場に入ってくる。
 本当の馬の勝率が見えてくる。
 映える馬、映えない馬。小さく見える馬。
 チャカチャカしている馬。気合が入って
 いる馬。全てが充実しきった馬。
 終わっている馬。
 騎手が馬を返し始める。
 騎手の動作、返し方に何時もとの違いは
 ないか。念入りに返していないか。
 厩務員はどこまで馬を引っ張っていくの
 か。
 万全を期して返し馬を始めるか。
 猛ダッシュで走る馬、坂を力強く駆け上
 がる馬、コーナーを上手く曲がれない馬、
 芝を擦ったように走る馬、飛び跳ねて走
 る馬、リズムよく走る馬、お腹回りを重
 そうに走る馬、体を使えていない馬、
 ちゃんと返せない馬、歩くだけの馬。
 馬が直線からいなくなり、芝生を巻き上
 げた匂いがする。土と草の香だ。
 買いたい馬は既に決まっている。
 3頭なら三連複・三連単、2頭なら馬連・
 馬単・ワイド、1頭なら単勝・複勝。
 いないなら、のんびり次のレースまで
 待とう。今日の気付きレベルの確認だ。
 マークシートを持って場内に馬券を買い
 に行く。買ったら他場のパドックを見な
 がら、ゆっくり場内を決勝点付近まで
 移動する。
 中山なら直線残り1ハロンの棒、ここで
 勝負は既に決している。若しくは4コー
 ナー付近の芝生だ。ここは、馬場全体を
 見渡せる絶好の場所だ。
 東京なら内馬場に通じている通路口付近。
 というか、ここじゃないと坂下が良く
 見えない。
 ファンファーレがなり、馬がゲートに入
 っていく。いよいよレースが始まる。
 心は踊らない。勝率は大体読めている。
 馬のデキも確認済みだ。マグレはそう起
 こらない。馬の有利不利、騎乗ミス、
 ペースを確認するだけだ。
 目の前を馬が通り過ぎたら、ウィナーズ
 サークルに向かって歩き出す。勝った馬
 は賞賛されるべきだ。
 しかし、それ以上に2着馬と3着馬の余力
 が知りたい。
 何割の力でレースを走ったのか、目立つ
 末脚の馬の余力はどんなものだろうか?
 レース後の息の入りを知りたい。
 次走購入時の準備だ。
 さぁ、全てが終わった。素晴らしい馬と
 の出会いを求めて再びパドックに行こう。
 心踊るような馬と出会えるのは、1日に
 1頭いるかいないかだ。
 競馬の全てはコレだけです。
 これ以上のことは必要ありません。
 これがしっかりデキるようになれば、
 先ず競馬では負けない筈です。
 当日の馬の状態は、全てのデータを
 内包しています。
 新聞には競馬の一部分が抜粋して書かれ
 ている。競馬を一部の局面から見れば、
 それは非常に有益な情報の様に見えるが、
 その情報が貴方に大勝利をもたらしてく
 れることは先ずない。
 数値の情報は競馬の道からはハズレて
 いる。情報が全くなくても問題ない。
 とは言え、筆者も頭の中に厩舎情報、
 騎手情報、前走のレース内容、馬体情報
 が入ってしまっているので、全くの無
 情報という訳ではないのだが…
 結局統計的に頭で判断してしまっている
 のだが…
 まぁ、こっちの方が競馬っぽいですよね。
 面白いですしね。
 情報を分析して数字当てのゲームをする
 のも良いですが、バランスを取りつつや
 るのが一番良いのではないでしょうか。
 ここで思い出した話が2つあるのですが、
 一つが新馬戦で右後脚を折っかいて安楽
 死した馬の話と、もう一つがドゥラメン
 テの話です。
 最後に一つだけ。
 ドゥラメンテの話にしましょうか。
 この馬、共同通信は2着しかなく、皐月賞
 時には賞金不足でしたよね。まぁ、社台
 系の馬なので賞金不足で出れないってこ
 とはなかったでしょうが。
 桜花賞はそれで出れない馬がいましたが
 ね。出てたら好勝負でしたでしょうね、
 後のオークス馬。
 この馬、皐月賞時が初見でした。
 パドック時には3番人気か4番人気。
 休み明けでしたが、馬体が細く、前評価
 通りの実力があるかは半信半疑でした。
 トモが痩せており、馬体の毛ヅヤもイマ
 イチ、本調子とは言えない様な状態でし
 た。
 ただ、早い時期からクラシックは
 M.デムーロ騎手を確保しており、
 その上社台系の馬。
 好走はある程度約束されておりましたが、
 この臨戦過程はダービー狙い。
 権利は外さないだろうが…というのが
 当時の評価です。
 結局、総合判断により、リアルスティー
 ル、サトノクラウン、キタサンブラック、
 ドゥラメンテの4番手評価。後買ったのは、
 ワンダーアツレッタまで。
 結果は、1コーナーでリアルスティール
 が番手集団、この馬はスプリングSで
 確認済みだったので、何事もなければ
 この時点で好走は確約されていました。
 スプリングSより馬体は更に上げてきて、
 理想的な毛ヅヤ。少なくとも、スプリ
 ングS組には負けないデキにありました。
 位置取りは、スプリングSより前目、こ
 の馬にとっては理想的な位置。
 レース展開はリアルスティールに勝って
 くれと言わんばかりのレース展開で、直
 線突き放して先頭、展開も含めて福永騎手
 はほぼ最高の騎乗、福永騎手も勝った
 と思ったのではないでしょうか?
 しかし1頭大外からぶっこんでくる馬が…
 正直びっくりしました。あの細い馬体で
 この瞬発力とスピードで中山の坂を突っ
 込んできたので、こんな馬がいるんだと
 …本格化したら…。
 これは初見だと読めないパターンです。
 当然、この日のサトノアラジンの将来性も
 確認済みです。
 こちらもびっくりしましたがね。
 そして時は過ぎ、ダービー当日。ドゥラ
 メンテの馬体は充実しました。しかし、
 本格化はまだ先です。
 少なくとも、皐月組には負けない。
 トモがパワーアップして、馬体に光沢が
 戻っている。皐月より精神的に落ち着い
 ている。
 3着以内は堅い。十中八九だ。
 皐月が5割のデキなら、ダービーは7、8割
 のデキかな。正直皐月を確認していなか
 ったら、そこまで勝率は上げられない。
 リアルスティールは人気があるが、皐月
 がピークだった。馬体も毛ヅヤも落ちて
 いる。現状維持でもない。トモの張りが
 足りない。切りで。
 サトノクラウンが絞れて良いデキだ。
 だが、相変わらずボテボテの体でズブそ
 うだ。皐月よりは数段良い。
 ルメール騎手の悔しさが頭を過ぎる。
 2番手評価。
 キタサンブラックは終わっている。馬体
 の光沢が失われ、スプリング→皐月で
 ガス欠だ。
 皐月組は後は拾えないので、別路線から。
 ドゥラメンテの逆転候補はいない…
 単勝勝率5割は優に越えている。8割位
 で見積っておこうか、と考えていた。
 返し馬を確認して、問題なし。
 正直言えば、もう少し力強く走ってくれ
 ても良いが、瞬発力タイプでこの馬体な
 らこんなものか…。
 輪乗りを確認する。落ち着いている。
 馬場の方を見つめて、立ち止まっている。
 M.デムーロ騎手がクビの辺りを撫でる。
 馬に乗っている、M.デムーロ騎手の勝負
 服の色が良く映えて見える。
 馬と騎手が良く融合している。
 丸で皐月賞の前からこの場にいるのが
 決まっていたかのようだ。
 気配は良好。他の馬のことは既にどうで
 も良い。ワクワク感も高揚感もない。
 ただ、どういうレースをするのか早く見
 たかった。
 レースがスタート、1コーナーで皐月よ
 り前に付けられた。中段半ばだ。
 トモのパワーアップがテンの早さに直結
 している。
 この位置で前との差を考えると、皐月よ
 りずっと楽だ。確信が強まる。
 リアルスティールの位置は、何時もより
 後ろだ。後ろ過ぎる。そこじゃ、届かな
 い。
 少なくとも、ドゥラメンテへの逆転可能
 性は消えた。調子はやはり悪かったか。
 他の馬のことはどうでも良い。
 ペースは遅過ぎない。ドゥラメンテの不
 利はない。向こう正面ドゥランメンテが
 映される。ゆったりと走っている。
 前は射程圏内。
 何だか、中段をのんびり1頭で走っている
 ようにも見える。コーナーでの仕掛け不
 利もなさそうな隊列だ。
 これは、直線弾けるぞ!勝利が確信に変
 わりつつある。少なくとも、あのデキで
 皐月賞を勝った馬がパワーアップしてい
 て直線で垂れる、弾けないなんてことは
 ない。負けるとしたら…何だ…?
 M.デムーロ騎手はどこで仕掛けるんだ…?
 コーナーで徐々にスピードを上げ、直線
 坂下で一気に仕掛ける。一気の脚だ。
 楽に前を交わす。この馬体で、坂で、
 この瞬発力が使えるのか!、と思う。
 サトノクラウンがタイミング遅れで突っ
 込んでくる。馬体通りのズブさだなと思
 うも、脚色は良い。
 2着は岩田騎手。楽な展開を上手く騎乗
 してくれたと思う。
 リアルスティールも4着か。位置取りが、
 ドゥラメンテと逆だったなぁ、と思う。
 競馬にマグレは余りない。
 人気馬が沈むのには理由があって、人気薄
 が激走するのには理由がある。
 マクロ的に見てしまうと良く分からない。
 この条件が揃うと、何%の確率で穴馬が
 激走するということしか分からない。
 どの穴馬が、までは分からない。
 しかし、ミクロに着目すると穴馬の激走
 のタイミングが見えてくる。
 期待値が違ってくる。
 パドックで16頭見せられて、「さぁ、勝
 ち馬3頭はどれだ?」と言われても当て
 るのは難しい。
 しかし、走らない馬を当てるのは簡単だ。
 調子の悪い馬は、十中八九以上の確率で
 走らない。そして、1頭の馬を見続け、
 前走より良い状態か悪い状態か、走れる
 状態か、走らないのかを判断するのは
 簡単だ。
 ドゥラメンテのダービーは一つの例だが、
 ダービーだけに限らず、未勝利戦だろう
 と条件戦だろうと、何時もこれと同じよ
 うなことは起きている。
 勝率を上げ、期待値を最終的に大きく上げ
 られるのは、この方法(しか?)ない。
 それに、このやり方の方が楽しいし、
 競馬の道に近い気がする。
 まぁ、バランスを取りつつやれば良いと
 思います!
 このページの所々には世界的に有名な歴
 史的偉人の画像を貼らしていただいた。
 全て…特に…オフサイドの騎手…
 世界的に有名な偉人だ。…ね!

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■パドックでの勝ち馬の探し方

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 競馬の統計学 > コラム > 競馬で勝ち続ける唯一の方法
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